ポジティブが売りの女子高生のボン美。
昔から家が貧乏なノゾ美にはそんなあだ名が付けられていた。
ボン美は家は貧しくとも、素敵な母と大勢の家族に囲まれて幸せに過ごしていた。
「辛い時に笑える人が、一番勇敢な人よ。そして、笑顔が人の心を溶かすの。」
母にそう教えられて、ボン美はいつも明るく元気に笑って過ごしていたのだ。
ところが、昔からの友達のハナだけは、いつもボン美に辛く当たっていた。
「いつか仲良くできるはず。」
そんなボン美の願いもむなしく、ハナは今日も無理難題を押し付けてくる。
今回の罰ゲームは一味違っていた。
学校で最強最悪のヤンキー、リュウに罰ゲーム告白をしてこいというのだ。
断りたいのはやまやまだったが、今回はボン美の大事なものを人質にとられていた。
仕方なく、ヤンキーのリュウに凸して告白したのは良いのだが...。
「あ゛あ?テメェ…もう一回言ってみろ」
「お前…嘘ついてるだろ」
目の前の山のような巨漢がゆっくりと振り返り、三白眼の釣り上がった目が、カッと見開かれた。
そしてその後、ヤンキーのリュウはボン美の家まで来ることになるのだが...。