小学生の頃お祭りを楽しんでいたら俺が持ってたわたあめと財布を奪われた!

あるある探犬隊

【閲覧注意】…その後救急車のサイレンが聞こえてきて…

もう何年も前の話だけど。この時期になると思いだす

小学生高学年だった俺は友人と一緒に地元のお祭りに行ったんだ

まあお祭りって言っても大掛かりな物じゃなく、公園を借りただけの小規模なのやつ

スーパーボールすくいとかクジとか、あんまり数は無いけど、そこそこ楽しくて

1時間ぐらいして友人が帰った後も、お小遣い使い切るまでは居よう! と思いブラブラ

そしたら、当時の俺より小さい子供を連れた泥(ママ)が話しかけて来てさ

「ボク一人で大丈夫?」 「おうちは近いの?」 「そうなんだ、偉いねー」 とか

単純なガキだった俺は褒められたのが嬉しくてポヤポヤしてたんだけど

突然に泥子が俺に向かって突進して来て、

俺が持ってたわたあめと財布を奪ってダッシュ!

あんまりビックリして驚いて、何も出来ずに居たら、泥ママの方は

「んまっ! しょうがないわね~!」「私、連れ戻して来るから、ボクはここで待っててね!」

みたいな事を言ってどっか行っちゃってさ。俺、馬鹿だから、ずっとその場で待ってたわ

そしたら祭りの音楽を引き裂くようなサイレンが聞こえて、救急車が飛んできた

 俺はあの泥子が警察に捕まっちゃう! 返してくれればそれでいいのに! と思って、

音の方に駆け寄ったんだけど

そこには半狂乱になった泥ママと、ストレッチャーに固定されて救急車に乗せられる泥子の姿が……

どうやらワタアメ食いながら逃げたせいで転んで、割り箸が…

という定番の事故をやったらしい。

当時の俺は何かあったって事しか分らんかったけど

大人が泣き叫ぶのとか初めて見たし、

張り詰めたような空気が怖くなって、俺は逃げ帰っちゃった

どうせ財布の中には、ガリガリ君の一本すら買えない小銭しか入って無かったしね。

当時の俺にはお金ってだけで特別だったけど

帰った後で親に財布の事を言われ、素直に有った事を話したら、

俺は悪くないよって言われたので安心して眠った記憶がある

俺ももういい年なんだが、未だに歩きながら棒状の何かを食うのがトラウマだ

座ってればいいんだけど、立ったままだと何となく怖い。

食い難くても横から食ってる

追記

後で知った話なんだけど、あの泥ママさんは万引きとかの常連だったらしいんだよね

怪我が酷かったらしくてニュースにまでなっちゃったから、

今までは話題になって無かった余罪がボロボロ出て来ちゃったと

その中には、俺と同じような手口で小遣い盗まれたって話もあった

泥子にしても親がアレだから……他人の物を勝手に持ち帰る問題児だったみたい

学年は違ったけど小学校は同じだったようで、夏休み明けに大ニュースとして学校を駆け巡ってたわ

わたあめと財布の中身、合わせても200円も行かないのに……

泥の家がどうなったのかは知らないけれど、思いだすと何かモヤモヤする

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