見知らぬ親子が凸母親「タカシの姉です」私「知らん」→後日、トンデモナイ事が発覚妹。。

じゃりんことなりました

私は虫や爬虫類が好きで子供の頃からたくさんの生き物を飼ってきた。

大人になってから金銭的にも余裕が出来、今うちで三種類の爬虫類を飼っている。

オマケに餌も飼育していて人から不快害虫とも呼ばれている虫も二十匹近くいて。

それに加えて趣味で節足動物も何匹か飼っている。

人からは理解されないけど私にとっては自分の子のように可愛がってるペット達なので

かなり幸せな日々を送ってた。

そんな生活をして早何年となり、

家族や近しい人等は私の趣味を知っていても普通の関係を築いてくれてる。

妹の彼氏さんから

「お姉さんは虫ならどんな虫が好きなんですか?」かと聞かれ。

なんの考えもなしに素直に

「虫なら艶っぽい見た目の種類が好き。

どちらかというと節足動物が好きだから本当の意味で虫好きじゃないかもね」

「気持ち悪い生き物が好きってこと?」

この時点でちょっと失礼な子だなと感じたけどスルーして「うんそうだね」で笑った。

その時はそれで話は終わった。

と、思ってた。

それから暫くして、休日。

まだ残暑厳しくてペット達の空調管理掃除もかねて外に出してたときのこと。

お昼に知らない女性がうちに来た。

独り暮らしだし、極力関わりたくなかったから居留守使ってのんびりペット達と戯れていた。

そしてその日の夜またうちに来てた。

もしかしたら宗教団体の人かもしれないと思ってまた居留守。

今度はインターホンをならして声までかけてきた。

「タカシ仮名の姉ですがーいらっしゃるなら出てくださーい」と言ってきた。

タカシって知らないし、夜なのに非常識な人だなと苛立ってインターホン越しで対応しようと受話器を取って画面を見た。

数秒間固まった。

そこに写ってたのは子供と普通の女性だった。

ただそれだけなら私も硬直したりなんかしないと思う。

お母さんと思われる女性はガリガリの小学生低学年くらいの男の子一人前に抱えて立ってた。

男の子は明らかにお察しくださいな感じの見た目だった。

画面越しに男の子の奇声とお母さんの嫌そうな顔を見てすぐに受話器をおいて。

黙っていた。

画面だけはつけたままにして見てたけど、気付いてないみたいでそれから暫くしたら二人は帰った。

私はパニックだったけどとにかく誰かに言わなきゃとか考えて、多分警察は駄目だから姉貴に相談しようと電話して直ぐに出てくれたからことのあらましを話した。

「タカシってだれ?元カレ?」

「知らない、本当に知らない、怖いから来て欲しいんだけど」

「はぁ?お前の家キモいのいっぱいいるからやだ」

それでもなんだかんだ来てくれてもう一回話をしていたらまたインターホンが鳴った。

二人して固まって、息をコロして恐る恐るインターホンの画面を見てみる。

何もない。

幽霊だと思った私はとにかくコンチクショクとか言いながらドアを半場体当たりで開けた。

これが一番の間違いだったわけですよ。

昔から怖い映画とか見ると全ての扉を開けて電気着けて寝る人だったからそこでも思わずやってしまったんですよ。

要するに馬鹿なんです。

まぁそれはさておき。

開けてすぐ、さっきの子供が口にガッツリ拳入れながら立ってた。

それも背中になんか背負って、赤ちゃん背負ってた。

子供増えてるの。

意味わからなくて、またしても固まる私に子供は抱きついて来てアバーとかウバーとか言ってくる。

もうその時点で泣きたいのだけどよだれでベトベトの手をむな元辺りに伸ばして来たときに姉貴が

「なにやってんの?」って怒鳴りながら私を引き剥がした。

そんで直ぐドア閉めて、ついでに私もビンタされた。

「おかしいってわかりきってんのに出るやつがあるか」とか

「なにやってんの?馬鹿じゃないのこのあほたんけ」とかなんか色々言われながらも警察に電話することになった。

その間も子供と赤ん坊の鳴き声が外で聞こえて来るので近所迷惑になるから中にいれた方が良いかと聞いたら今度こそ本当にコロされるかと思うくらい怖い目で睨まれたので心苦しいけど黙ってた。

それから三分もしないうちに警察が来た。

そんでまたおかしなことが起きた。

パトカーが来るまでインターホンの画面ずっと見ていたんだけど。

パトカーがうちのアパートの駐車場に止まった瞬間。

どこからともなくさっきのお母さんが来て子供かっさらっていった。

本当、すんごい速くって。

うちのアパート住んでるの一階なんだけど、私のペット達の部屋は通路側にあって窓があるのよね。

そんでカーテンそんときたまたま閉めてなかったんだ、レースだけかけてたっていったらわかるかな?

そこをさ、ササササって人影が通って画面にお母さんが出てきて子供抱き上げて走っていったのよ。

おいまてって警察の人が言ったのと同時に私も気が付いたら飛び出して走り出しちゃってて

一人の警察の人と私で子供抱えた女の人捕まえたんだけど。

かなり暴れられて予想どおり、差別だーとかやめてーコロされるーとか騒ぎ立てられてもう大変で、

あとから女性警官が二人来て女と子供抱えてどっかに行ったんだけど。

私はその後警察官に厳重注意されてしまった。

当然です、それは私も反省してる。

まぁなんとか女の人捕まえられたし子供も怪我はなかったようで本当安心したんだけど。

問題はこの後だった。

女の人は何度もタカシの姉だって言ってて私達は知らないと答える。

そこでうちの子が障害を抱えてるからって知らないふりをしてるこのヤロウ

みたいな事を言ってて訳がわからないけど余りにも情緒不安定で言ってることも支離滅裂。

何より子供を知らない人の家に置いてきぼりにしようとしたというので捕まるまではいかないものの保護という形で連れていかれた。

子供は家族が迎えに来るそうだと聞いて私達ももうヘトヘトでとりあえず後は警察に任して家に戻ることになった。

一応念書みたいなのも書かされた。

それでその日は終わり。

それから次の日、色々あっても会社に行ってた私のところに電話が来る。

出たら妹だった。

開口一番に

「タカシがお姉ちゃんに会いたいって、なんかやったの?」

ここでタカシが誰だか知った私。

名前とかいつも彼氏君って呼んでたから忘れていたんだ。

本気で。

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