流れ読まずにメモ帳から投下
付き合って三年の彼氏の家で料理をしていると、彼が帰宅
なにか右手を後ろに隠していたのでどうしたのと聞いたところ
プレゼントがあるから目をつぶってほしいとのこと
誕生日でも記念日でもないのになんだろー、とwktkしながら目を閉じた
次の瞬間、耳になにかチクリとした感触が
ずっしりと重く、しかもなんかモゾモゾ動いてる。
???状態で固まっていると、突然大音量で「ミ゛ミ゛ッ」という音が
もうパニックでひぃやあああとか叫びながら首を振った。
歌舞伎役者並に振った。
耳にはりついているものの正体はセミ。
しかも死にかけの、道路で回ってるようなやつ
私はセミが大嫌いで、先日テレビを見ながら
どんなに嫌いかと、その理由を彼に話したばかり
半狂乱になって、とってとってと頭を振りまわしている私を見て手を叩いて笑っている彼氏
ぼとっと落ちて床でジージー回っているセミを膝を突いて呆然と見ながら、
貞子みたいになってんじゃんと笑っている彼氏の声を聞いて心の底から冷えた。
婚約とかはしていなかったけど、ご両親とお食事したり
同棲のための物件探しとかをしていた時期だったけど
そのときの彼の黒目がセミより気持ち悪くて無理だった。
そのまま無言で帰って別れたい旨をメール
初めはすねているだけと思っていたらしく軽く流されていたけど
やがて本気だと分かった様子ですごいメールとか着信が
ただのイタズラなのにとか、そんなに怒るお前もおかしいとかいう
何を言っても届かなさそうな無邪気な悪意にさらに引いた。
友人に話してもそんなことで!?と言われたけれど
あのときの黒目の恐さを思い出すと今でも寒い。
夏が来たので思い出しました。