披露宴で小姑「昔、義姉さんにお菓子を作ったら褒められて嬉しかった。でもお兄ちゃんを取ら…」

ゆう 相互大歓迎

旦那とコトメが神経わからん。

昔、旦那と付き合ってた頃、初めて義実家に遊びに行ったら、当時中学生のコトメがケーキを焼いてくれた。

私はお菓子を作れないので、コトメスゲー!って感心しながら出されたケーキをうまいうまいと平らげた。

コトメには「(私)さんってお菓子も作れないの?女子力ひっくwww」と笑われたけど、

私は結婚するまで包丁も握ったことのない女だったので、女子力皆無なのは否定できない。

それどころか、恥知らずにも「コトメちゃんすごいよ!他のも食べたい!」とねだってしまった。

そうしたら、義実家に行くたびにコトメ作のお菓子が出てくるようになった。

バレンタインには「お兄ちゃんへ」って旦那に手作りチョコを持ってきた。

旦那は甘い物が嫌いなんだけど、その旦那曰く、今までコトメがチョコを作ってくることはなかったそう。

普通はそこで勘ぐるんだろうけど、私は超ポジティブに解釈し、

「コトメちゃんたら恥ずかしがり屋なのね。私に直接渡せなかったから、兄宛にしたのだわ!」

と斜め上方向に考え、感謝しながら全部食べた。

そんなコトメは製菓の専門学校に進学し、卒業して数年後にはそこそこ有名なケーキ屋で働くように。

そこで知り合ったお客さんとコトメが結婚することになった。

披露宴でコトメがスピーチしたのだけど、その中で、

「中学の頃、義姉さん(←私)にお菓子を出したらすごく褒められた。そんなことは初めてだったので驚いた。

 私のお菓子を、義姉さんがニコニコしながら嬉しそうに食べるのを見ているうちに、たくさんの人に私のお菓子で

 笑顔になってほしいという気持ちが出てきて、専門学校へ進んでパティシエになった」

という話が出てきた。

うわーそんなことが!私の食い意地がコトメの将来を決めていたなんて!と恥ずかしかった。

が、そこで終わっていればいい話だったんだけど、その後に、

「最初はお兄ちゃんを取られたと思ってムカついて、女子力のないのをからかうつもりでお菓子を出していた。

ムカついたときは、失敗したお菓子をわざと出したこともあったけど、せっかくコトメちゃんが作ってくれた

ものだからと全部食べてくれたので、材料が無駄にならずに助かった。

それと、義姉さんは何でも食べるから、色々なお菓子の実験台にさせてもらった。

今の私のお菓子の腕があるのは、ある意味、義姉さんのおかげ。

義姉さん、ありがとう!」

という、すごくアレなスピーチが続いてしまい、式場内の空気が微妙なことに・・・

↑ちなみにコトメ夫もこのスピーチの原稿を見ていたはずなのだけど、式・新婚旅行で休みを取るために

式寸前まで残業続きだったおかげで、きちんとチェックしきれなくて気づかなかったそう。

後日、コトメ夫からそう謝罪された。

この余計なスピーチのおかげで、コトメ夫の妹が「こいつは兄嫁イビリしてたやつ」と敵認定してしまったらしく

その後、コトメ家の空気がぎすぎすしてしまい、挙句の果てに1年足らずで離婚騒動に。

コトメが義実家(私夫婦同居)に転がり込んできたおかげで、私たち夫婦の生活にも影響が出た。

夫は歳の離れたコトメが可愛いらしく、やけにコトメの肩を持つので、私たち夫婦にまでヒビが入ってしまった。

最終的には「お前がもうちょっと空気読めてたら、コトメが製菓の道に進まずに、離婚もしなかったのに!」

という素晴らしい八つ当たりを夫直々に頂いたので、そのまま実家に帰ってこちらも離婚申立て。

緑の紙を送り付けたらさすがに目が覚めたらしく、気持ちの悪いロミオメールを寄越してきている。

だけどコトメのことがなくても、子梅攻撃の凄まじいウトメと、自分に不妊の原因があるくせにそれを内緒にしておきながら

私を守ろうとしない夫には、もうだいぶ愛想が尽きているので、離婚を撤回するつもりはない。

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