アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、バイデン政権が、航空機によるアフガニスタン人などの退避を続ける中、中東などにあるアメリカ軍基地の収容能力が限界に近づきつつあり、アメリカ国内の基地に加え、日本や韓国にあるアメリカ軍基地も一時的な収容先の候補として検討していると伝えました。
アメリカのバイデン政権は、アフガニスタンから、自国民に加え、アメリカ側に協力した通訳や、迫害を受ける恐れがある女性や子どもなどのアフガニスタン人を軍用機などで退避させていて、国防総省によりますと、21日までにおよそ1万7000人が国外に退避しました。
アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと
こうした人たちはカタールやバーレーン、ドイツなどにあるアメリカ軍基地で
いったん収容しているものの、収容能力が限界に近づきつつあることから、
バイデン政権が、有事の際に民間機を動員できる制度を活用して
アメリカ国内への輸送能力を強化することを検討しているということです。
さらに、アメリカ国内での受け入れ先となる基地を増やすとともに、
日本や韓国、イタリアなどにあるアメリカ軍基地も一時的な収容先の
候補として検討を進めているとしています。
こうした中、バイデン大統領は21日、UAE=アラブ首長国連邦や
スペインの首脳と電話会談し、アフガニスタン人の受け入れへの協力に感謝の意を示しました。