英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン(名古屋市)では、欧州・米国・中国・日本市場で提供されている最新のナビゲーションおよびインフォテイメントシステムを評価対象としたUXベンチマーク評価レポートをシリーズで発行しています。2021年2月12日に発行した最新レポートではHaval F7x搭載の最新インフォテイメントシステムを評価しています。
Haval F7xに搭載のシステムの最大のポイントは、Tencent提供の様々なサービスが統合されていることです。これらのサービスは少ない手順で操作でき、ユーザーを効果的にサポートします。具体的にはTencent Suixing(Tencent運転支援アプリ)、統合ナビ、アプレット(WeChat、天気情報、オーディオ/動画コンテンツなど)、Tencent Aiquting(音楽、オーディオブック、ニュースなどを提供する総合オーディオアプリ)などがあり、包括的なサービスパッケージを実現しています。その一方で、HavalはTencentのスーパーアプリとともに同等の自社サービスも提供しており、両社のサービスはかなり重複・類似しているため、慣れていないユーザーの場合は混乱する恐れがあります。
<評価対象車種>
Haval F7x
<エキスパート評価について>
評価の大まかな流れ
実車テスト前の確認 → 車両静止時のテスト → 車両走行時のテスト → 結果の検証と比較 → 最終報告
実際の実車評価ではSBDのユーザビリティエキスパート2名が中国仕様車を使用し、中国杭州市内/近郊の公道(高速道路、都心部の道路)を3日間に亘り対象システムを評価しています。
<レポート構成>
調査の概要:テスト担当者の主観的な見解、SBDによるUXスコアの比較、注目すべき機能
プラス面:評価中に発見したプラス面の概要とSBDの見解
マイナス面:評価中に発見したマイナス面の概要とSBDの見解
音声認識:車載システムの音声認識機能の評価結果
システムコンポーネント:各システムコンポーネント(メインディスプレイなど)の評価結果
システム性能:利用可能な機能とシステム性能の客観的スコアとテスト結果
人間工学:車載ハードウェアの人間工学的性能に関するSBDの見解