(Sritakoset/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
少年が自転車で移動中に、ある男に衝突。男のスマホが破損したことから思いもよらぬトラブルが発生し、耐えきれなくなった少年は飛び降り自殺を試みた。
■スマホを壊した少年
インド・デリーで暮らすある少年(16)が、自転車に乗って外出した。
目的地は、父の職場。急いでいたのか少年は突然バランスを崩し、ある男(30)に当たってしまった。この瞬間に男が持っていたスマートフォンが地面に落ち、破損。激高した男は少年を怒鳴りつけ、いきなり頬をひっぱたくなどして震え上がらせた。
少年から事故について連絡を受けた父親は、その場に急行。「修理代は支払います」と話したが、男はなかなか納得しなかったという。
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■修理費用でトラブルに
修理費用を調べた父親は、近くにあるスマートフォンショップで直してもらえることを確認。その費用を払うと伝えたが男は納得せず、「そこはイヤだ」「メーカーのサービスセンターで修理させたい」と言い張り、3倍近い費用の支払いを要求した。
困り果てた父親は「大金は支払えません」と伝え、最初に提示したお金にいくらか上乗せした形で許してもらうことに。さっそくお金を用意するためその場を去り、息子は男と一緒に父の帰りを待つことになった。
■暴行と脅迫
父親が去った後も男の怒りはおさまらず、少年に暴力をふるうなど嫌がらせを開始。さらに「お前みたいなやつは、俺の家の使用人になればいい」などと言い放ち、「そうそう、お前のオヤジも使用人にしてもらって結構だと言ってたぜ」と嘘までつき、少年を追い詰めた。
心身ともに疲労し傷ついた少年は、「すぐに戻ります」と言い残し、急いで帰宅。そのまま建物4階に駆け上がるなり、飛び降りた。
■逃走した男
少年に対する暴行や嘘がバレてしまう。そう考えた男は逃走。警察は身柄確保に向け捜索を続けているが、まだ逮捕には至っていないという。なお少年の命に別状はなく、警察に経緯を細かく話しているもようだ。
たまたま当たった相手が怖いタイプだったために、不快で恐ろしい経験をしたこの少年。自転車を利用中に歩行者にケガを負わせるケースはよくあるが、この事故ではスマートフォンの破損とそれに伴う修理代金まで絡み、トラブルがより複雑になってしまった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)