本日22時より、3日連続でNHK総合にて実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』の放送がスタート。
荒木飛呂彦氏による大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスピンオフ作を原作としたドラマだけに、『ジョジョ』シリーズ未経験の人々からは不安の声も上がっているようだ。
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■一般的な『ジョジョ』のイメージ
『ジョジョ』といえば『週刊少年ジャンプ』本誌にて1986年より連載が始まり、現在は第8部に当たる『ジョジョリオン』が『ウルトラジャンプ』にて連載中。
シリーズごとに主人公や舞台がガラッと変わるのが特徴的だが、「ジョースター」の血を引く者が主人公となるのが全シリーズを通してのルールで、人間賛歌のテーマのもとに繰り広げられる「大河群像劇」と呼んでも差し支えないだろう。
2012年から始まったテレビアニメ化を切っ掛けとし、より幅広い世代のファンを獲得したことは記憶に新しいが、それ以前の『ジョジョ』は、熱狂的なファンからの支持とは裏腹に、一般層からは不遇な扱いを受けていた。
やはり「濃い絵柄」「やや過激なグロ描写」「そもそも巻数が多くて新規に厳しい」といった点から敬遠されていたと思われる。
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■「岸辺露伴」とは?
その独特な世界観ゆえに「日本人キャストで実写化するのは違和感がある」と言われてきた『ジョジョ』だが、今回の実写化の発表を受けてファンからは「この実写化はアリだな」「高橋一生、岸辺露伴に向いてると思うわ」といった好意的な声が多数上がっていた。
ドラマ内で俳優・高橋一生が演じる岸辺露伴とは『ジョジョ』第4部に登場する漫画家で、非常にキャラの立った性格と台詞回しが根強い人気を誇り、ファンからは「露伴先生」「露伴ちゃん」といった呼び名で親しまれている。
しかし前述の通り、『ジョジョ』を知らない人物からは「ジョジョ知らないんだけど、観ても大丈夫なのかな…?」「全然話わからなそう」など不安の声が少なからず上がっているのだ。
一方で『ジョジョ』ファンからは、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)を引き合いにした説明がなされている。
■「むしろジョジョを知らない人に観てほしい」
通常であればジョースターの血を引く主人公の若者が、「ドス黒い悪」を抱いたラスボスを見つけ出し倒す…というのが『ジョジョ』シリーズの定番の流れなのだが、『岸辺露伴は動かない』は一話完結を基本とした読み切り形式の作品。
好奇心旺盛な岸辺露伴が奇妙な出来事に巻き込まれてしまい、それを後から述懐する形で物語が進行していく…という、『世にも奇妙な物語』に当てはめるならば、作中の主人公と司会役のタモリを岸辺露伴が担当している図を思い浮かべてもらうとしっくり来るかもしれない。
『ジョジョ』の代名詞ともいうべき超常現象の「スタンド」もアクセント程度(話によっては全く登場しないケースもある)の登場となるため、原作を知らない人でもとっつき易い内容といえるだろう。
また登場キャラの大半が読み切りのために新規登場となる、いわゆる「ゲストキャラ」ということもあり、ツイッター上では「むしろジョジョを知らない人は、このドラマから興味を持ってほしいわ」といった意見も上がっている。
■「実写化」されての発見も
『ジョジョ』といえば登場人物たちのスタイリッシュな服装と、インパクトあふれるヘアースタイルも特徴的。
例えば3部の主人公・空条承太郎は学生帽と髪が完全に一体化しているような描写となっており、5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナはチョココロネを3つ繋げたような前髪の持ち主。
岸辺露伴はというと、ギザギザ模様のツーブロック…のような髪型をしているのだが、こちらのギザギザ部分はヘアバンドであったことが後に判明。しかし『ジョジョ』ファンからは「今更言われても、もう髪型の一部にしか見えない」といった声が多数上がっていた。
【荒木飛呂彦 × 髙橋一生】
漫画家・岸辺露伴。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”
奇妙な事件に挑む姿を描きます。3夜連続でお届けします。
28(月)〜30(水)夜10:00[総合][BS4K]https://t.co/nYQEpwGfnw
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 28, 2020
今回の実写化に当たって、こちらのギザギザはヘアバンドにてしっかりと再現。他にも「実写化ならでは」の表現に注目して観ると、新たな発見がありそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)