工場長が経費を自分の金の様に渋っていた。社員「備品不足です」工場長不許可→一同後悔..

ラッキー55

工場長が経費を自分の金の様に渋っていた。社員「備品不足です」

工場長不許可→一同後悔..

職場の話。

先代の工場長は無茶苦茶だった。

まずケチ。経費の使用をまるでそれが自分の金であるかのように渋り、

必要不可欠な備品の購入すらなかなか許可を出さない。

パワハラは当たり前。少しでも逆らうと嫌なら辞めろ。通院したいと残業を拒めば人格否定。

ある先輩などは新婚旅行明けに出社したら真顔で辞めたかと思ったと言われ、数か月閑職に追いやられネチネチ言われ続けたそうだ。

当然蛇蝎の如く嫌われていた。

また職場のパソコンでエ/ロ動画を見ていることも周知の事実だった。

対して今の工場長は慕う人が多く、皆一刻も早い先代の退陣を望んでいた。

俺は下っ端すぎて関わりがなくさして興味もなかった。

でもある時、喫煙所で先代と営業部長、俺の3人になった。残業が多い時期で営業部長も応援に狩り出され、すこぶる機嫌が悪かった。

(うちは営業は残業代0 工場は満額支給)

営業部長が俺に、お前昼飯の時2台機械見てるだろと聞いてきた。たしかに俺の部署は昼休み1時間のみそうしている。はいと返すと、

じゃあ忙しいときは1人で一日やれるよなと悪魔の笑み。

答えあぐねて先代を見るとこちらも悪魔の笑み。終わったと思ったら営業部長に一言、おまえこいつを辞めさせたいのか。

営業部長は狼狽してそんなこと一言もとしどろもどろ。先代は更にお前の言葉は業務命令になる。それに逆らったら辞めさせるのがうちのやり方だろと追撃。

嫌な沈黙が流れた(俺としてはやりこめられた営業部長が可笑しくてしょうがなかったがw)

先代はぼそっと、一日2台なんかかわいそうでやらせられるかと呟いた。

営業部長は残業代のことを持ち出していたが、面接で説明受けたはずだしそれを補う営業手当だと一蹴された。

それ以来俺は先代が意外とはいい上司なのではと思うようになった。

少し前に先代が去って1年が経った。

今の工場長になって変わったのは備品購入が楽になったのと、工場への風当たり。

前者はありがたいが、どんなに些細なミスでも始末書を書かされ、それによる給料の査定も厳格になった。

しかし時折聞こえてくる営業や他の事務方のミスで始末書が出たという話はついぞ聞いたことがない。

気になって若いのに聞いたら全て上司が握りつぶしているとのこと。

以前ミスで先代に怒鳴り散らされたのを思い出した。工場に響き渡るような怒声で殺されるんじゃないかと思ったくらいだ。それでも始末書は求められなかった。

営業は無茶苦茶な納期の注文を以前にもまして取り、またろくに利益も出ない細かい注文も増えた。その切り替えで現場は慌ただしくなりミスが増え始末書が舞う。

また生産量の明確でない注文もじゃんじゃん入ってきて、これが一番始末に負えない。足らなければ朝まででもやらされ、

余ればロスを出したと工場のせいにされて朝礼で吊し上げを食らうこともある。

今の工場長は怒鳴らないしパワハラもないが、経営陣と一緒になって営業や事務方が工場のミスを責めると若手の実力不足だと嘆いてみせる。

だんだん皆の心が離れていき、やっぱりと思いつつも早すぎだろと引いていた。

泣かされた女性社員、新婚旅行の件の先輩までもが先代の時代を懐かしむようになった。

そしてこないだ一番先代を嫌い今の工場長を待望していた人が、悔しそうにあの頃は良かったと言った。

その人以外はもう皆もう当たり前のように先代の頃が良かったと言っていたので、ついに今の工場長はまったく支持を失ったことになる。もちろん下っ端の支持なんてなくてもいいだろうがw

たった1年で・・・というのが衝撃。

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