高校生の時、初めてファミレスでバイトしてたんだが、
駐車場にゴミを捨てていくDQN車が居て それをドライバーのDQNに注意したら、
凄まれた上に殴られた。
だが、DQNが更に前蹴りをしようと足を振ってきた瞬間、咄嗟に俺はそれをがちっり受け止めていた。
しかし、受け止めたは良いものの、
小学校以来、喧嘩をした事の無かった俺はどうしようかと思って躊躇してしまった。
当然、DQNは「放せやゴルァ!」と殴りかかってきて、数発殴られた。頭がチカチカした。
その瞬間、俺は何故か咄嗟に「警察に行こう!」と閃き、DQNの片足を掴んだままで全力で走り出した。
思うに、あれが火事場のクソ力って奴なんだと思う。
俺は走った。とにかく走った。止まったら、喧嘩ではDQNに勝てないと思ったからだ。
駐車場を出て、道路を走り、公園を横切り、人の多い交差点や地元の商店街を
DQNを引きずったままで走り抜けた。
途中ですれ違うリーマンやオバさんが、あっけに取られた顔をしてた。
息も苦しく、心臓はバクバク鳴り続けたが、DQNが怖くて俺は走り続けた。