新型コロナで中国が見せた行動力(3)100年に一度の感染症、世界はどう対処するか―中国メディア

レコードチャイナ

100年に一度の新型コロナウイルス感染症の流行は、2020年の中国と世界に多大な危機と可変的要素をもたらした。複雑に入り組んだ危険な状況を打開するには、卓越した知恵が必要だ。

■中国経済回復のカギは「早期の感染防止・抑制措置」と「穏やかな刺激策」

統合的に計画しつつ各方面にも配慮する方法論が、中国が新型コロナ対策において勝利を制する道となった。

新型コロナとの闘いにおいては科学こそが最大の能力を発揮できる。感染防止・抑制は「早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療」重要で、ウイルスの感染拡大を断ち切るためにはスピードが勝負となる。中国は8日間で病原体を確定し、16日間で検査キットの最適化を完了し、PCR検査能力を1日当たり300人分から2万人分へと高めた。湖北省の各地で住宅を一軒一軒訪れてのチェックが行われ、全国各地でビッグデータや専用アプリといったハイテク手段による濃厚接触者の追跡・識別が始まった。

新型コロナ発生後、中国は命を救うと同時に「六つの安定」政策を推し進め、「六つの保障」任務を全面的に実行に移し、新型コロナ対策と経済・社会発展を統合的に計画してきた。

「中国の力強い措置によって、すでに数十万人の感染が回避された」。2月24日、世界保健機関(WHO)の専門家チームはこう指摘した。4月8日、武漢の封鎖が解除された。5月2日、全国31省(自治区・直轄市)の1級緊急時対応措置が全て解除された。7月16日、国家統計局は第2四半期の中国のGDP成長率が前年同期比3.2%のプラスとなったことを発表した。海外メディアは、中国経済が他国に先駆けて回復したのは早期に厳格な感染防止・抑制措置を講じたことと、後に穏やかな刺激策を講じたことのたまものだと指摘した。

■100年に一度の感染症、世界はどう対処するか

中国は患者の年齢や貧富に関係なく全力で治療にあたった。5月22日の時点で湖北省は80歳以上の新型コロナウイルス感染症患者3600人以上の治癒に成功。武漢の80歳以上の患者の治療成功率は70%近くに達した。国家医療保障局によると、感染が確認され入院した患者の医療費は1人当たり2万1500元(約33万3000円)で、重症患者は15万元(約232万5000円)を超えた。医療保険の給付分を除く全てを国の財政から補助した。

100年に一度の感染症は、過去100年なかった世界情勢の大変動にさらなる危険をもたらした。この状況をいかに打開するか。

今年前半に習主席は9人の外国首脳及び国際組織のリーダーとの会談、外国の政界要人及び国際組織のトップとの60回の電話会談、G20の新型コロナ対策臨時首脳会議と第73回WHO総会ビデオ会議への出席を行い、中国とアフリカ諸国の新型コロナ対策臨時首脳会議の議長を務めた。さまざまな場で「人類衛生健康共同体」の構築という中国の案を繰り返し明らかにして、人類が感染症に打ち勝つためのコンセンサスを形成した。

中国は人類運命共同体という理念を実際の行動によって実践している。5月末の時点で、世界180カ国、10以上の国際・地域組織と新型コロナの感染防止・抑制と診療の案を共有し、差し迫って必要のある国々に相次いで医療専門家チームを派遣し、150近くの国と4つの国際組織に緊急支援を行うとともに、他の国々による中国での医療物資・設備調達に便宜を図った。

新型コロナ感染症は、人類が苦楽を共にする運命共同体であることを改めて証明した。ゼロサムゲームとジャングルの掟を超越する中国の案、和して同ぜず、理想を共にする中国の知恵は、感染拡大の危機の中においてなおさらに苦難を共にし、互いに見守り助け合う中国の責任感を示した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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