帰省ラッシュ電車の指定席で。男「うちの嫁が妊婦でして~」私「は?」→その瞬間…

君はメロディ―☆

帰省のための切符を買いに行って思い出した、

昨年の今頃の話。

いつも年末年始は

年末→旦那の実家(近距離別居)

正月→私の実家(電車で4時間ほど)

で過ごす私達。

座れないのが嫌なので、

いつも早めに指定席付で切符を買うんだけど、

去年は正月早々散々な目に遭った。

繁忙期になので、駅はものすごく混んでいた。

実家へのお土産と荷物を両手いっぱいに抱え、

さぁ座るぞ~と思うと、私達の席を指差し、

「いいかなー?」「いいんじゃない?」

と話してる一組の男女がいた。

その時は特に気にも止めず

「あの、いいですか?」と言ってどいてもらった。

私達が席に座ると、「あー…」「残念…」という反応。

なんだ?と思いつつ、長旅ということもあって

私も旦那も気にせずくつろぐことにした。

ほんと10分程して、再度現れる夫婦。

「あの~すみません。」

旦那

「はい、何か?」

「この時期ってこんなに混むんですねぇ…

はは、田舎だから大丈夫だと思ってたら、

自由席までいっぱいで」

旦那

「はぁ…」

「実はうちのが、その、妊婦でしてね。」

男が指差す先を見ると、

お腹を撫でながらニコニコ微笑む奥さん。

元来のんびり屋の旦那は、「??」となってるが

あー、つまりは席寄越せってことねと私はピンときた。

いらっと来てたものの出来るだけ穏便に

「すみませ~ん。私達もあと四時間近く乗るもので。

もうすぐ車掌さんくるんで、早めに空く指定席がないか、

聞いてみてはいかがです?」と早口に捲し立てた。

その瞬間の奥さんの豹変が怖い怖い。

顔がすっと、能面のように真顔になった。

うへぇ、と思いながらも、

「そうですかー」と引き下がってくれたので、

旦那と私はほっとむねを撫で下ろした。

(後で聞いたら、私が断ってる時に

初めて席クレクレだと気づいたらしい)

よーし、もう安心。

と、買ってきた本を開いて、20、30分経った頃…

「あの~……

はぁ?と思って、顔をあげるとさっきの夫婦。

どうも車掌から、

早々に空く指定席はないと言われたらしい。

(そりゃそうだろ。一年で一番混む時期なのだから。)

「それでですね、そのー、

お席を1席だけ譲っていただけないかと。」

旦那

「は?」

「長旅ですから座りたいのはお互い様じゃないですか。

だから、お互いに一席ずつ使わせてはもらえませんか?

夫婦どちらかが立って、疲れたら交代というような…」

ツッコミどころが多すぎて、そして何様?な言いぐさに

イラッを通り越してブチッときたのか、

普段は温厚な旦那が一言

旦那「お 断 り し ま す 。」

絶対零度かってくらい冷たい声で言った。

デモデモダッテと言葉を続けようとするので、

それを遮って今度は私が

「なんと言われようとお断りします。

他を当たってください。」

といい放つと、しぶしぶどこかへ引き上げていった。

普段は夫婦共々妊婦や怪我人には優しく、

がモットーだけど

指定席なんてお金払って事前準備すれば

誰でも手に入れられるもの。

その努力(?)をせずに

譲ってくれとずうずうしく言える夫婦に

優しくする気は一切起きなかった。

断る方だって気分悪くなるのに・・・

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