トメ「義弟チャンの面倒と監視お願いね」私「あー、過保護ババうぜー」と言ってたみたいで…ww

日々ストーリー

今年の春、義弟が大学進学の為に上京してきて、 

我が家から車で20分程度の距離で一人暮らしを始めました。 

引越しの際、手伝いに行ったんですが、その時トメにねっとりした口調で 

「義弟チャンの面倒と 監 視 をお願いね。悪い虫がつかないようにして」と言われました。 

トメは40過ぎて産んだ末っ子が可愛くて仕方ないらしく、 

しかし愛情過多(と言うかキモイくらいウザイ)で、義弟君はスルー気味です。 

監視云々は夫に軽く話して笑い飛ばして終了。 

義弟君は4月上旬に2回だけご飯を食べに来ましたが(私の了解の下、夫が招きました)、 

早速彼女が出来たようで、すぐにうちには寄り付かなくなりました。 

でもたまにメールが来て、友達や彼女と楽しい大学生活を送っているようでした。 

勿論、義弟君に彼女が出来たなんて事はトメに報告するはずもありません。 

義弟君は「GWは実家に帰って来るように」とトメから言われていたらしいんですが、 

「バイトが忙しい」とスルーして、実際バイトもしていたそうですが、彼女とデートしたりしていたそうです。 

私と夫もGWはずっと旅行に出かけていたんですが、5日の夜遅くに帰宅するとトメからの留守電が何件も。

「義弟チャンが私の言う事を聞かないなんておかしい!悪い人に騙されてるのよ!」 

「義弟チャンから何か聞いてない?ちょっと嫁子さん、なんで電話に出ないのよ!」 

「義弟チャンの携帯電話が繋がらなくなった!何か事件に巻き込まれてるんじゃないかしら!」 

「義弟チャンの(ry」……等、ふじこメッセージで留守電がいっぱいでしたよ……。

翌日夫がトメに電話をしましたが、誰も出ません(トメはケータイを持っていません) 

義弟君に電話してみたところ、あまりにもトメ電話がウザイ為、一時的に着信拒否にしていたとの事。 

トメも諦めたのかと思っていたのですが、その日の夜、義弟君から電話がかかってきました。 

なんとトメ、鈍行を何本も乗り継ぎ、上京して来たのです。 

義弟君宅には彼女が来ていたところだったそうです。 

いきなりトメが乗り込み、「うちの義弟チャンの部屋で何をしているの!」と怒鳴ったとか……。 

義弟君はトメと大喧嘩、彼女(おとなしそうな可愛い子でした)は怖がってしまい、 

夫と私が義弟君の部屋に着いた頃にはトメはわんわん泣いていました。 

義弟君は彼女に謝っていて、私に彼女を送って行ってくれないかと頼みました(車で行きました) 

私はひとまずその場を夫と義弟君に任せ、彼女をご自宅まで送りました。 

往復1時間くらいかかって、義弟君の部屋に戻ると、トメは息子達に説教されていました。 

が、私の顔を見るなり、「あんたに任せた私が馬鹿だった!ちゃんと監視しろって言ったじゃない! 

どうして義弟君に悪い虫がついた事を報告しなかったの!?それともあんたの差し金か!」とくってかかり、私に掴みかかろうとしました。 

私、柔道選手だった父から護身術を習っていたんです。 

なので、思わずトメの手を払い、すっ転ばせようとしたところで我に返り、トメを支えました。 

「すみませんお義母さん、思わず手が出ちゃって。冷静になりましょうよ、ねぇ?」と言って、 

そこから話し合い再開(よく考えると、私は関係ない気がするんですが) 

トメは攻撃をあっさりかわされて少し毒気が抜けたのか、それでもずっとグチグチ。 

更に続くトメのグチグチ、義弟君は怒ってるし、夫はうんざりしています。 

話はずーっと無限ループで、私もだんだんうんざりしてきて、 

(あー、過保護ババうぜー)と思っていたんですが、急に夫に二の腕をつつかれました。 

あー、過保護ババうぜー……と、無意識に声に出して言っていたみたいです……。

私はさすがに慌ててしまい、「あ、すみません、お義母さん。 

つい本音が……あ!すみません!でもちょっとやっぱ、うっとうしいかなって……」 

とドツボにはまってしまい、ドツボにはまってるのがわかって更に焦り、 

なんだか妙にテンションが上がってしまって 

「いいじゃないですか!大学生同士の恋愛!いいなぁ、羨ましいなぁ、義弟君。 

あんな可愛い子つかまえちゃって凄いなぁ!やっぱ義弟君が男前だからかな! 

ね、お義母さん!義弟君かっこいいし、モテちゃって当然ですよね!万歳!」 

と、今にして思えばどうしてあんな事を……と思うような発言を連発。 

怒ってたはずの義弟君が真っ先にウケてくれて、すぐに夫も笑い出し、 

トメはポカーンとしていましたが、なんとなくその場は収まりました。 

その勢いでトメを自宅に連行し、たらふく寿司を食わせ、酒を飲ませ、寝かせ、 

次の日には駅まで見送り、帰っていただきました。 

勿論、改めて夫がトメに説教をして、トメも嫁(私)の妙なテンションに呑まれてしまったのか、 

それまでとは違ってそこそこ夫の説教に反省もしたようで、義弟君に電話をかけて謝ったようです。 

彼女への直接の謝罪は義弟君が断ったようですが、 

ちょっと渋々ながらも「彼女にも謝っておいて。母さんが悪かったわ」と言ったそうです。 

一番大変だったのは義弟君かな。彼女に平謝りだったそうです。

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