離婚した母とベトナムに行ったら…幽霊扱いされる新ライタイハン
2020.10.23. 午後9:41
[アンカー]
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韓国人男性とベトナム人女性との間に生まれた、所謂「ライタイハン」がベトナムで不法滞在者として幽霊のように暮らしているそうです。
教育も受けることができず、病院にも行くこともできない立場だといいますが、何故このようなことが起こっているのか、イ・テヒョン記者が単独取材しました。
[レポート]
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妹とケーキを食べている13歳ヨンホ(仮名)。
ヨンホは同じ年頃の子供のように学校に行くことができず、体の具合が悪くても病院など夢見ることもできません。
韓国人の父とベトナム人の母の間に生まれ、韓国人の姓を持つ厳然たる大韓民国国籍者ですが、両親の離婚で母にベトナムに連れられて、不法滞在してしまったのです。
[キム・ヨンシン韓ベ文化センター]
「韓国国籍もベトナム国籍も持っていない国際迷子の状態です」
未成年者のヨンホが滞在ビザやパスポートを延長するためには法定代理人が必要ですが、韓国領事館ではベトナム人の母親のみを代理人にすることを認めないからです。
[ホ・ヘギョン弁護士]
「共同で親権を持つ場合はパスポートを発行したり、大きな手術を受ける場合に二人の両親の同意が必要です」
問題はヨンホのように離婚後に放置されている子供達がベトナムに多いという点。
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[新ライタイハン]
「八歳です」
数字すら把握できていません。
2010年から10年間で、韓国とベトナムの国際結婚は計10万件。
このうち、20%を超える約2万1000世帯が離婚家庭ですが、ほとんどのベトナム女性は帰国を選択します。
[イ・ヨンソン"ともに民主党"国会議員]
「現実に合うよう、一方の母親の同意だけで更新できる等といった制度改善が急がれる」
外交死角地帯に置かれた子ども達のために、韓国外交部の前向きな努力が必要だという指摘です。