元はフツメシだった嫁がママ友の付き合いでマズメシが始まった。

純次

うちの1ヶ月のマズメシ経験を聞いてくれ。 

元はフツメシだった嫁。

薄味気味だったが、塩や醤油を俺だけ足してもちょっと文句言われるくらいで済んでた。 

子のクラス替えで仲良くなったママ友との付き合いで、マズメシが始まった。 

ママ友は結婚前は洋食屋で働いていた超ウマメシ(嫁談)。

作り方や材料を聞いて、香草をたっぷり入れる料理を家で作るようになった。 

これが今まで食ったことないまずさ。元々薄味だからか何食っても香草の味しかしない。

本人もまずさはわかっているも「もったいない」と食卓に出す。

子と俺にまずいと言われると意地になって自分で完食し、またリベンジしては撃沈、以下ループ。 

日に日に種類が増える香草類。たびたび喧嘩になるも、

本人も頑張って作っていたのでそこまで責めることもできなかった。 

ところが先週末、子の学校から呼び出しがかかった。子に聞いても心当たりはないと言う。

嫁も俺も何だろうと緊張しながら、嫁は学校に出かけて行った。 

その夜、嫁の希望で家族で外食に。

帰宅して子を寝かせてから学校で何の話をされたか嫁に聞くと、嫁が号泣し始めた。 

いわく、元々食が細めの息子が給食を残さず食い、

たまにお代わりまでするようになったらしい。

担任が不思議に思って聞くと、夕飯が食べれないから給食を~と答えたそうだ。

まだ子は低学年なので説明も要領を得なかったため、親から事情を聞きたかったとのこと。 

確かに夕飯は最低何か一品香草汚染されていたから、子が食えないものもあった。

それでも何も食えないわけではないし、と俺も甘い考えでいて、

結局、子に一番かわいそうな思いをさせたかと思うと泣けた。 

嫁から詳しく話を聞くと、影響されたママ友は料理上手なことを自慢する人だったらしい。

「専業主婦ならこのくらい作れないと」と言われ、躍起になってしまったそうだ。

元々俺が味を足すのも嫁の自信を殺いでいて、もう料理が怖いと。 

俺も無神経だったのを謝って、今までの飯はうまかったと伝え、元に戻すことを約束した。

翌日子にも謝った。

週明けすぐに俺から学校に連絡し、担任にも心配かけたことを謝って、ようやく一件落着した。 

本当に、たった1ヶ月が長かった… 

俺も嫁や子への配慮が欠けていたことを痛感したよ。 

子持ちのここの旦那は、どうか子のことだけは気をつけて見てやってくれ。

俺の子みたいな思いはさせないでやってくれ。 

それではロムに戻ります。 

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