私がパート勤めしてる先の上司がやらかしおった。結果出してる人がバカにされる職場だった

029の世界

私がパート勤めしてる先の上司がやらかしおった。

私は「家が近いから」というだけの理由で、本社勤務。

働いてるパートやその他社員はともかく、そこの最高責任者に選ばれてる人は実績も桁違い。

その最高責任者が、他支店から本車にAさんを異動させることにしたと言う。

そのAさん、その直前にとある業務において前人未到の成績を叩き出して表彰されていた。

うちでやってるその業務は数字もなかなか良くならなかったのだが、Aさんはルーチンを整え、たった一人で徹底的に改善した為凄い数字が出たんだそうだ。

つまり、Aさんは栄転。

仕事ぶりも中々のもので、もの凄く真面目。

その業務もたまたま手伝うことになったが、その内容を知ると「若い女の子がたった一人でこれやってるの!?大丈夫!?」と不安になるレベルには難易度高かった。

これが去年の夏の話。

で、当時からAさんの隣に座っていた上司のBさんが凄く面倒な人だった。

話の途中で割って入るし、Aさんが意見しようものなら2時間かけて

「Aさんがわかったと言うまで何度も同じ事を言うよ!?」

と怒鳴ったりする。

みんななんとか避けていたのだが、Aさんのもともとの業務はBさんがやってたこともあって避けきれなかったみたいだ。

責任者も

「A、上手くやってくれなきゃわざわざお前を連れてきた意味がない。上司と上手くやるのも仕事だろ」

としか言わない。

それでもAさんは頑張って、その業務において、数字を大幅に改善し二度目の表彰。

明らかにAさんが来てから改善され、Aさんの前いた店舗も数字を維持している。

どれだけ再現性の高い手法を作り出したかということがそれだけ見てもわかる。

それでも大声でガミガミ言い続けるBさんや知らんぷりの責任者に、Aさんが明らかに疲れてきていた。

そしてある時、Bさんが

「Aさんが表彰された業務なんか誰でもできる楽なもんだからさ。おばあちゃんの趣味のお裁縫みたいなもんでしょ?

 休んでたから同情で表彰されたかもしれないけど、そんな仕事しかしてなかったんだから不安にもなるよ!」

と笑いながら言った。

みんな流石にシーンとなってしまった。

責任者が、

「まあB、そこまで言ってやるな。Aにとってはあれでも唯一の勲章みたいなものなんだから…」

と言った。

実はAさん、病気(精神的なものではない)で、新卒一年目にかなり長く休職してしまった。

同期への遅れを取り戻したい一心でその業務に励んで、必死に頑張って表彰された。

表彰されてた時、Aさんが在籍していた支店のメンバーや支店長は大喜びして写真撮ってた。

その業務は精神はすり減らすし、足も頭もフル回転させないと出来ないような仕事。

交渉能力も必要。

それを誰でも出来るなんて言う神経がわからなかった。

その日以降、Aさんは無表情になる時間が増えた。

受け答えも元気がなくなり、笑わなくなった。

他の役職者達もAさんの同期も

「俺達はあんなこと思ってない!」

と励ました。

どうやら誰かから話が漏れたらしく、本社に会議にやって来たAさんの元上司である支店長が

「お前んとこの責任者が『Aをどうしても欲しい』と頼んできたから送り出したのに、それを部下が追い詰める!?バカにしてんのか!?Aに謝れ!」

とBさんに怒鳴り込みに来たり、社長が

「同情で金をやるほどうちは金有り余ってない。

 C(責任者)、おまえずいぶんAを馬鹿にしてるけどお前言い訳してたよな。

 あいつは数ヶ月で改善してくれた。お前がBを叱るべきなのに、何追い打ちかけてんだ?」

と言いに来たりしたが一瞬収まるだけで数日すれば元通り。

そして先月、とうとうAさんは退職した。

ルーチンワークのマニュアルを作るためにたった一人で残業し、きっちりとした冊子にまとめて去っていった。

そこには話し方、交渉方法、相手と会うタイミング、失敗事例、そしてその解説まで恐ろしいほどきっちりと記されていた。

Aさんの同期2名も、同期がやめたことで踏ん切りついたのかみんな退職。

そりゃあんなに結果出してる人がバカにされる職場なんて辛いだけだろう。

私にももっとできることあったんじゃないかと落ち込んでしまう。

  

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