社長『お前いくつだ?』私「20です」社長『いやいや…本当は?』私「20です」→結果

社長『お前いくつだ?』私「20です」社長『いやいや…本当は?』私「20です」社長『だーかーらー…この手が20な訳ねーだろ!この手がよ!』私「…」

今となっちゃ笑い話なんだけど、私は若い頃とにかく老けて見られた。

実年齢+5~8歳くらい。

原因は多分、たまに冨永愛に似てると言われる面長+つり目+とがった鼻 という顔と、 

その顔のせいで必然的にメイクはクール系、髪は黒髪ストレートロングだったからだと思う。

(ボブやセミロングだとオカマになり、髪を巻くとPTA会長と言われ、髪を染めるとヤンキーになる) 

でも老けて見られること自体はそこまで気にしていなかった。

大学に入り20になった頃、居酒屋でバイトを始めた。

酔って店員に話しかけてくるお客さもに同じ年頃のスタッフと比較されて「せっかく若いんだからもっとキャピキャピした格好すればいいのにw」なんて言われることもあったけど、特に気にせず笑顔で流していた。

その居酒屋に、定期的に来る団体がいた

10人前後で男女混じっていたんだけど、格好は皆綺麗目のスーツ。

全員メイクや髪型がビシッと決まっていて、居酒屋では浮く感じ。

その中で1番年配の男性が社長で、他の人は社長が経営する美容院やエステサロンの店長らしかった。

社長は酒癖が悪く、酔ってくると居酒屋のスタッフに「お前の髪色は気に入らないから染め直せ」とか

「そのメイクは俺は嫌いだ、いますぐ裏行ってなおしてこい」とかしつこく絡むので、スタッフの中では厄介な客という扱いだった。

ある時社長が酔ってきた頃に、すぐそばにある空の皿を下げようと近寄ったら、

「おい!お前今いくつだ?!」と話しかけられた。

丁度その時はサロンで扱っているアンチエイジングの何かについて部下に語っていたらしく、

「どんなに誤魔化していても俺達美容業界の人間は見抜けなきゃいけない、本当の若者との違いは~」みたいな流れだった。

私が「20です」と答えたら、一瞬ぽかんとしたあとに

「いやいやいや…俺にはわかるんだよ。そんな馬鹿なこと言ってないで本当の歳は?」 と。

で、「本当に20なんです。よく上に見られますが…」と返したんだけど、「誤魔化すな、はやく本当の歳を言え」と納得してくれない。

部下の人が気を使って「社長この子すごく肌綺麗ですよ」なんて助け舟だしてくれたけど、

「20の訳ない、お前(部下)は見る目がなさすぎる!」とずっと引き下がらない。

そのうちにイライラしだして、「わかってるよ、お前がババアなのはよ!だから歳誤魔化したい気持ちも分かる、

だからと言ってお客様に対して失礼だろ!早く本当の歳を言え!」と怒鳴り出した。

その声で店長が駆けつけてくれて、

「お客様、この子の履歴書を私も見てるんですが、歳は誤魔化していません。申し訳ないですが他のお客様もいますのでもう少し声を落として頂けますか。」

と社長に言った。

すると社長は、ものすごくイライラした声で「だーかーらー…」と言ったと思ったら

私の手首を掴んでガバッと上に掲げ、大声で「この手が20な訳ねーだろ!この手がよ!!」

確かに私の手は綺麗ではなかった。

痩せていたので指に肉がなく、関節がゴツゴツしてた。

それでも自分なりに気を使ってクリームを塗ったり爪を整えたりして綺麗にしていたつもりだったけど…

大勢の前で罵倒されたこともそうだけど、おそらく何十人何百人もの女の人を見てきた人間が見ても見抜けないほど、私の外見は老けているのか…と心の中でものすごい修羅場だった。

私は手首を掴まれて捻られるような体勢だったので、思わず「痛い!やめて!」と叫んだら、

社長は部下の人に羽交い締めされて私の手を離し、そのまま店の外まで連れていかれた。

他の部下の人たちが私に何度も謝ってくれて、店長と少し話した後会計してその日は帰っていった。私は裏で少し休んだ後閉店まで働いて帰った。

次の日に社長から店に電話があったみたいだけど、私は出ることを拒否。

団体はそのまま出禁になった。

当時は結構ショックで夜泣いたりもしたけど、今となってはネタにしてるw

老けてみられるのは20代後半あたりからさっぱり落ち着いたので、今は年相応だと思いたいw

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