■軟調推移、EU離脱後の通商協議難航を嫌気
先週のポンド・円は軟調推移。欧州連合(EU)離脱後の英国とEUの通商関係に関する協議は難航しており、すみやかな問題解決は困難との見方が広がったことが要因。トランプ米政権の保護主義的な通商政策によってリスク回避的な円買いが広がったことも対円レートの下落を促す一因となった。取引レンジ:144円99銭-150円05銭。
今週のポンド・円はもみ合いか。メイ政権の離脱交渉プランを見極める展開となりそうだ。英国が離脱後のEUとの通商関係で合意の選択肢に残るのは自由貿易協定(FTA)に限定されることから、英国の対応が注目される。ただ、1月鉱工業生産指数など英経済指標が堅調だった場合、英中銀による5月利上げ期待が高まり、ポンド買いが強まる可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・9日:1月商品貿易収支(予想:-122億ポンド、12月:5-135.76億ポンド)
・9日:1月鉱工業生産(前月比予想:+1.3%、12月:−1.3%)
予想レンジ:145円00銭−148円00銭