【元葬儀屋の話①】ある日、導師さんがハーレーに乗って正面突破してきた → 喪主「!

ganbarunba

暗闇団地

先輩と2人で遺体引き取りに出ることになった。団地で孤独死した老婆を会館まで連れて帰る。腐敗程度は皆無でヘルパーさんが発見したらしい。

親類は遠方から来るため、引受は親類が来るまで待つ事になった。

先輩「んー遅いな…。」

俺「そうっすね〜」

これでは夜中になってしまう。

ストレッチャーを横目に団地を見上げた。

古い団地だ。外壁の何度も補修された後が縫い傷の様に見えた。

先輩「とりあえず階段の幅の下見しに行くか」

俺「暇ですしね…」

今考えれば何故そんな発想が出たのか…

2人で階段を登る。

コツコツコツ…。

狭いし急だ…。打ちっ放しの壁と薄暗い電灯が続く階段。

目的の階に着くと端まで薄暗い電灯と玄関灯が並んでいた。

俺「これは降りるのホネですね…」

先輩「だな…」

さて、まだ親類も来ない事だし降りるか…。

「⁈」ビクッ

先輩「何だ⁇」

俺「いや…なんでしょ…」ヤナヨカン…

振り返ると一番奥(御遺体の部屋前)の玄関灯が切れていた。

先輩「やな感じだ…」

(ですよね━━(゚A゚;)━━!!)

先輩の予感は的中した…!

バチバチバチバチっ…!

奥の部屋から街灯が消え出し、暗闇が走って来るっ

俺「マジかっ」

先輩を放置し、猛ダッシュで階段を駆け下りる。(だってヤベェんだもんw)

先輩「テメー!」

だだだだだだだだっ

鬼の形相で追いかけて来る先輩w

でも今はあんたよりヤバい空気が迫ってますからっ((((;゚Д゚)))))))

飛び降りるように階段を駆け下り、ストレッチャーの所まで辿り着いた。

先輩「テメェ…やってくれたな!」ゼェゼェ

俺「何の事やら」ゼェゼェ…

二人の中年が息を切らしてしゃがみ込む。

ふとさっきの階に目をやると電灯は全て点いていた…。

(やっぱり…(´;ω;`) )

これで一気に引取りのハードルが上がってしまった…。

先輩・俺「…」

出来れば今すぐ理由をつけて帰りたいが、そうするとリアル鬼ごっこが確定する…。

これは親類を待つしか…(´;ω;`)

先輩「おい。」

俺「何すか。」

先輩「じゃんけんだ。」

は?頭イカレタカ?

要はどっちがオカルトなのかを確認しよう。という話らしい。

負けた方が1人で戻り、さっきの現象を確認するという事だ。

(恐らく俺なんだがな…黙っとこw)

じゃーんけーん…

ぽん‼︎

先輩「ぐぬぬっ」

先輩、お疲れっす(つ∀`)タハー

先輩は1人で階段を登り、目的の階まで辿り着いた。

何も起きねε-(´∀`; )ヤッパリ

俺確定www笑えない…。

と思っていたら先輩の猛ダッシュの足音が…www殺されるwww

先輩「ヤベェ…初めて見た…」

どうもそれらしきモノを見たらしい。

やめてくれよ…( ;´Д`)

怖えぇ〜!!

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