個人タクシーをやっていた伯父。猛烈に酒の臭いがしている人は乗車拒否する人だった。

ganbarunba

個人タクシーをやっていた伯父。

浅く酔っている人は乗せるけど、猛烈に酒の臭いがしている人は乗車拒否する人だった。

酔っ払いは備品を壊すし、トラブルになるし、時間を取られて仕事にならないからってことらしい。

だから長距離でも、酔いを醒ましてからタクシーを呼んでくださいって断るようにしていると言っていた。

でも、本当は断っていた理由は別にあった。

伯父は断ることで酔っ払いが絡んでくることを目的にしていた。

そして、それで殴られたりして慰謝料を大量に取っていたというのが真相だった。

伯父のタヒ後、日記というか金額などが書かれていた記録簿みたいなのが出てきたときは衝撃だった。

何百件に何十何百の慰謝料の記録を見て、ようやく伯父の羽振りの良さが分かった。

私の両親は伯父が独身だからお金はあるのよって言っていたけど、真相は違っていた。

私は両親にはこの話をしていない。

なぜなら伯父は何故か遺産を私に残したからだ。

伯父がどうして私に遺産を残したのか、遺産の出所を両親に話すべきなのかといろいろ悩む。

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