男「彼氏いる?」私「この人(写メ)」男「えーー!キングカズキュンじゃん!」私「え?」→

ganbarunba

約2年付き合ってる年上の彼氏。名前を仮にカズマサとします。(私が小田和正好きなのでw)

アイドル好きキャラで通っていて、カラオケでは振り付きでアイドルソングを歌って周りを笑わせる人気者。

特に○○というマイナーなアイドルグループの大ファン。でもCDを買うだけで、ライブや握手会には行かない派だと、付き合う前から言っていた。

私は彼がアイドル好きであることを嫌だとは思っておらず、むしろ影響されてちょっとアイドル好きにさえなった。

1年ほど前。就活中に知り合った人たちと飲みに行ったときのこと。(ここに彼氏本人は登場しません)

みんないい感じに酔っていて、彼氏彼女いる?という話の流れに。

こういうのは誰かが恋人いると言えば「写真見せて!」となるのが恒例ですね。

私が彼氏の写メを取り出すと、飲んでいるメンバーの1人であるA君という男の子が、突然びっくりして大声をあげた。

A「えーーー!???キングカズキュンさんじゃん!!??」

私「(は?キングカズキュン?wwww)えっ、知り合いなの?」

A「いや、実は俺も○○のオタクなんだよ!!てか、カズキュンさん彼女いないって言ってたの嘘かよー!!」

私「え?え?彼女いないなんて言ってるの??(マジかよwww)てか、どこの知り合い?」

A「だから、俺も○○オタなんだって!いやーカズキュンさん彼女いるのかよー裏切りかよー」

私(だめだこいつ酔ってて話が通じない)

A「もー次の現場で詳しく聞かせてもらいますからって伝えといて!」

飲み会での会話はこんなもん。でもすごく引っかかる…

周りに彼女いないって言ってる?何のために?

しかも、「現場」ってライブや握手会のことだよね?

その内容というより、彼がいろいろ嘘をついているという事実にショックを受けた。

後日。後ろめたいと思いつつ、気になりすぎてググってしまった。

キングカズキュンというわけのわからんあだ名は一発でヒット。(実際はもっと特徴的で独特)

彼の、アイドルのことを綴ったブログ、アイドルのブログへのコメント、私が知っているのとは別のツイッターアカウント等々わんさか出てきた。

罪悪感より好奇心が勝って、それら全てを端から端まで読み漁ってしまった。私よっぽど暇だったんだな…

結論から言うと、彼はオタク仲間から尊敬を集めるくらい熱心なオタクで、ライブや握手会はひとつも欠かさず行っているようだった。

そして彼は「ガチ恋」のオタクであった。

ガチ恋とは、アイドルに本気で恋しているオタクのこと。彼は本気で推しのアイドルと付き合おうと奮闘しているようだった。

ググって発覚したことを、箇条書きでいくつか。

・オタク仲間から「カズキュンさんは夜勤明けでも絶対毎回ライブに来ててすごい!」と大絶賛されている。

日付を見て、彼との過去のラインのやりとりを見返してみると、すべて「夜勤明けだから今日は寝たいんだゴメン」とデートを断られた日だった。

「夕方から休日出勤しなきゃいけない」とデートを切り上げられた日の握手会にも行っていた。

・彼は「恥ずかしいから」と言って私にあまり好きという気持ちを見せない。言葉でも態度でも。

少々不満でも、それが彼らしさだと思って私は納得していたが、アイドルのブログへは「好き」「かわいい」「××ちゃんのことしか考えられない」といったコメントをつけまくり。

私は一度も言ってもらえたことのない「絶対幸せにするからね」も言っていた。涙出た。

・周りには彼女いないキャラで通っている。「リア充爆発しろ!」とか「××ちゃん似のかわいい子紹介して」とか言ってる。

「女の子と付き合ってイチャイチャしたい人生だった…」が一番キレそうになった。おい、私は女の子じゃなかったんか

彼は、好きだと自分から言えないシャイだけど、嘘を言わない優しい人。お金も体力もないから、私は頻繁にデートしたいなんてわがままは我慢しなくちゃいけないな。

…と思っていたけど、その正体は、好き好き言いまくり・嘘つきまくり・アイドルに貢ぎまくり・夜勤明けにライブで暴れる体力おばけだった。

なにより、アイドルの××ちゃんと付き合うためにお金や時間や体力を日々費やしながら、それを隠して私と付き合っていたのである。

私は彼のアイドル好きを嫌がっていなかったから、ガチ恋じゃなかったら嘘なんてつかずにライブや握手会に行っていることをオープンにしてくれていただろう。

つくづく私もバカだが、嘘をついているのは私に対して少しでも申し訳ないと思う気持ちがあるから…なんて、都合よく解釈して無理やり納得することにした。

この大ショックを受けてから約1年、未だに付き合っている。

会えば彼は優しくて、一緒にいるのが幸せに感じてしまって、これを話題に出すことができなくなる。

A君がその後、オタクの仲間内でキングカズキュンに実は彼女がいることを暴露したかどうかは分からない。

彼の方からは私に何も言ってこない。

この1年、事あるごとに彼がアイドルだけに見せている本当の顔がちらついてしまうし、実は彼は私にバレたと知りつつ何も言わずに付き合い続けているのでは?としょっちゅう怖くなるし、年中無休で静かな修羅場が続いている感じです。

以上、読んでくれた人ありがとう。

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