■白菜の栄養価 白菜は、その約95%が水分。100gあたり14kcalと、野菜の中でもダントツに低カロリーです。 栄養成分としては、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維が含まれているほか、最近注目されているのは、「イソチオシアネート」という成分。アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネートは、ガンを予防する作用があることが報告されています。白菜は、実はキャベツやブロッコリーと同じアブラナ科の野菜なのです。 ■白菜の美容効果 白菜に含まれるビタミンCは、美肌に大切な栄養素で、風邪の予防にも効果的です。またカリウムは体内の余分なナトリウムを排出してくれ、高血圧の予防に効果が期待できます。 ■乳がんに効果的!? イソチオシアネートは、「疫学的研究などから現在最もがん予防効果が期待される食品成分」(岡山大学)とされていますが、がんになった人にも効果が期待できることが報告されています。 米国・バンダービルト大学のSarah J. Nechuta博士らが発表した研究では、アブラナ科の野菜をたくさん食べるほど、乳がん患者の生存期間が長かったとのこと。 研究チームでは、4886人の乳がん生存者を追跡調査。その結果、アブラナ科野菜が乳がんによる死亡率、再発と関係があることがわかったそうです。調査の結果、乳がん生存者の中で白菜、キャベツ、チンゲン菜、ブロッコリー、カリフラワーなど、アブラナ科野菜の一日の平均摂取量が多い生存者上位25%は、下位25%に比べて、乳がんによる死亡リスクが62%、乳がんの再発リスクが35%低いことが明らかになったとのこと。 この結果について、博士らは、アブラナ科の野菜の「イソチオシアネート」、「インドール」などといわれる植物化学物質が効果を発揮しているのではないかと見ており、今後さらに、それらの成分と乳がんの直接的な関係について研究を進めるとしています。