SMBC日興証券の役員ら4人が東京地検特捜部に逮捕された相場操縦事件で、4人は他の投資家の「空売り」による株価の値下がりに対抗するために、不正な取引を行った疑いがあることがわかりました。
SMBC日興証券の専務執行役員ヒル・トレボー・アロン容疑者(51)ら幹部4人は、特定の5つの銘柄の株価が下がらないよう買い支えるなどした相場操縦の疑いで特捜部に逮捕されています。
株の取引では、借りた株を大量に売却して値を下げた直後に買い戻し、その差額を稼ぐ「空売り」と呼ばれる手法がありますが、逮捕された4人は、他の投資家の「空売り」による特定銘柄の株価下落に対抗するため、大量の株を買い付けて株価を維持しようとした疑いがあることが、関係者への取材でわかりました。4人はいずれも容疑を否認しているということです。