介護職で。担当していたおじいさんが亡くなった。ご家族『生前あなたにこれを渡して下

july

3年ほど前の話・・・

介護職員をやっていたころ、春増さん(仮名)というおじいさんに出会った。

年でもう歩けなく、糖尿やらなんやら・・・

カタコトしか話せないんだけど、意識はしっかりしていた。

他の老人達もいるなかで、なぜか春増さんとよく話をした。

昔足が速かっただの、女にもてただの・・・

早く結婚しろだの、散髪しろだの・・・

あまり長い話は理解できないらしく、毎日少しづつ会話をした。

私の祖父祖母は幼いときに亡くなっていたので、

春増さんの事を自分のおじいさんのように思っていた。

そんなある日

初めて遅刻をした。

バスに乗り遅れ、2時間ほど。

ただの寝坊だった。

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