韓国がハリス大使を過度に批判した件について、米国の専門家らが一斉に韓国の態度を批判している。文在寅政権が北朝鮮政策に失敗しているのを棚に上げ、ハリス大使を批判の対象として利用しているとまで言われてしまった。このような態度は幼稚に見えるだけだと付け加えられた。韓国に対する不信感がますます高まったものと思われる。
韓国与党・政府・青瓦台のハリス大使たたきに米国務省「我々は彼を信頼」
1/20(月) 10:40配信 朝鮮日報日本語版
「トランプ大統領の意向に沿って職務遂行」
米国務省のモルガン・オルタガス報道官が17日(現地時間)、ハリー・ハリス駐韓米国大使=写真=について「広く信頼している」と述べた。これは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が推進する南北協力事業に対して、ハリス大使が「米国と協議しなければならない」と待ったをかけたことについて、韓国与党関係者が「朝鮮総督か」などと非難したため、米国務省報道官が自ら援護に出たものだ。
オルタガス報道官は同日、米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで、ハリス大使の問題に関し、「米国政府は依然としてハリス大使を信頼しており、米国と韓国は北朝鮮問題での協力を続けていくだろう」「ハリス大使はドナルド・トランプ大統領の意向に沿って職務を遂行しており、マイク・ポンペオ国務長官はハリス大使を広く信頼している」と述べた。「トランプ大統領の意向」に言及してハリス大使の見解が米国政府の考えと異なるものではないことを強調したものだ。
また、「ほかの国の主権を尊重することは、トランプ大統領とポンペオ長官にとって非常に重要なことだ」「韓国は南北関係改善推進と関連して最高の意思決定をするものと考えている」と語った。また、「今回のように非常に重要で敏感なことについて、(韓米は)引き続き協力していく」とも言った。これは、今後の個別観光など南北協力事業の推進において米国との協議を強調したものと思われる。
米国の専門家らも、韓国与党・政府・官庁によるハリス大使への攻撃に懸念を示した。シンクタンク「民主主義防衛財団」のデビッド・マックスウェル上級研究員は、本紙の取材に「北朝鮮を効果的に扱うことができずに挫折した一部の文在寅政権関係者は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を非難せずに、ハリス大使を(非難を一身に浴びる)避雷針として利用しているようだ。ハリス大使の発言に対して主権問題に言及することは、韓国の政治家たちを幼稚に見せるだけだ」と言った。ワシントンの対北朝鮮融和派である米海軍研究所ケン・ゴース局長も「私はハリス大使の熱烈なファンではないが、今回は(韓国の反応が)明らかに行き過ぎだ」と述べた。
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