レストランなどの飲食業では大打撃を受けており、このままでは倒産続出の恐れがあるといわれている。
一方で、この状況をなんとか打開しようと、新たなサービスを試みる業者も出てきている。
初動対策が功を奏して新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んでいる台湾でも、街は外出自粛ムードに包まれており、名物の夜市なども客の出足が通常の3割ほどしかなく、閑古鳥が鳴いている状況だという。
そんななか、雲林県西螺(シールォ)鎮で開かれる夜市では、ビキニ姿の美女が肉羹麺(ロウゲンミェン)を販売する屋台が現れた。ときには、通りかかる客に果物の試食のサービスまでしている。ちなみに肉羹麺というのは、肉団子のようなものが入った、台湾名物の麺のことである。
金尹尹(ジン・インイン)さんの本業はモデルだが、網紅(ネットインフルエンサー)としても活動しており、Facebookには2万人以上のフォロワーがいるという。
金さんがビキニ姿で屋台にいる写真がネット上で広まるや否や、台湾のネット民たちが「この夜市に行きたい!」「脚なげー」「誰か一緒に雲林の屋台にグアバ入り肉羹を食べに行かないか?(グアバはオッパイのことを指していると思われる)」などと騒ぎだしたという。
さて、この夜市のビキニ美女効果はいかに?
ところ変わってアメリカでは、ストリッパーがフードデリバリーをしてくれるサービスが始まった。
西海岸のオレゴン州ポートランドにあるストリップクラブ「ラッキー・デビル・ラウンジ」は、新型コロナウイルスの感染拡大により営業停止命令を受けて、店をしばらくの間、閉めることになった。
そこでクラブのオーナーは、自宅で自己隔離している人たちに向けた、店のストリッパーたちによるフードデリバリーサービスをすることを思いついたのだ。その名も「Boober Eats」。これは、デリバリーサービスの「Uber Eats」と、オッパイを意味する「Boobs」をかけ合わせたネーミングである。
そもそもこのアイデアは、オーナーであるション・ボールデンがフェイスブックにジョークとして書いたものだったが、ネット上での反響があまりにも大きかったため、実際に始めることにしたのだという。
「最初はジョークで書いたんだが、Facebookで150人にこれがシェアされたんだ。こんなこと、今までなかったよ。それで、じゃあ本当にやってみるかとなったんだ」(ボールデン氏)
同店では食事やアルコール類も提供しており、デリバリーでも同じメニューからオーダーすることができるという。しかも、店の営業停止で収入源を失ったストリッパーたちへの寄付も募っている。
オーダーを受けると、2人のストリッパーが派遣され、食べ物を家まで届ける。ウイルスの拡散を防ぐために、家のドアではある程度の距離を保って食べ物を渡すという。
配達するストリッパーたちのコスチュームは、ストリップクラブなので当然、セクシーなショートパンツに上半身は乳首にニップレスを着けただけの半裸姿。客に食べ物を手渡した後は、短い時間ではあるが、ドアの前でセクシーダンスを披露するサービスもある。
「Boober Eats」のインスタグラムはすでに1万4,000人ものフォロワーを獲得しており、こちらの評判は上々のようである。
日本でも、営業停止を逆手に取った斬新なアイデアによる、新たなサービスが出てきてほしいものである。