801: 名無しさん@HOME 2010/06/20(日) 15:02:29 0
義実家(コトメは自分の親と同居している)にコトメ息子の婚約者が挨拶に来るからというので、昼食会を開くことになり、私達夫婦も顔合わせにと呼ばれた。
コトメ息子の婚約者は、二十歳すぎたばかりの初々しいお嬢さんで職場の同僚ということだった。
引きこもり→ニートを経験してから復学→就職したコトメ息子は、社会に出るのが遅れたために、婚約者と同期入社だが10歳年上。
紆余曲折あったコトメ息子が社会に出て仕事ができて、しかも若いお嫁さんが来るというだけで御の字だとみんな嬉しく思ってた。
しかし姑になるコトメだけは、可愛いムスコチャンが女に取られると悔しかったらしい。
エプロン持参で台所にお手伝いに来たコトメ息子婚約者をことあるごとにいびっていた。
キュウリの切り方が気にくわない程度のことで、「貴女のお母様は一体なにを教えてきたのかしら?」と台所の隅で文句を言い、コトメ息子婚約者は泣きそうになっていた。
手伝いにと台所に行った私は、コトメの罵詈雑言を見かねて、とうとう口を出した。
私は自分が嫁に来た20年前、義実家でトメコトメに罵倒され、頑張っても認められず、誰も庇ってくれなかったのを思いだした。
コトメ息子嫁の様子が他人事には思えなかったのだ。
「あーーーーーら、お義姉さん。なに言ってらっしゃるの???生まれて20年経つか経たないかのお嫁さんが、主婦歴40年近いお義姉さんに追いつくわけないじゃない。もしお嫁さんの方が上手にできるとするのなら、貴女の40年ってただ時間を無駄に過ごしただけってことになりますよ」と、笑いながら大声で居間に向かって叫んで、客の注意を台所に向けてやった。
802: 名無しさん@HOME 2010/06/20(日) 15:03:10 0
そして、居間に座っていたコトメ息子を呼び寄せた。
「婚約者を自分の実家で働かせて、一人のうのうと足を伸ばしてるって、一体どこのお殿様?婚約者ちゃんは、まだこの家の人間じゃなくてただのお客様なんですよ!働くのは貴男の役目でしょう!!!共働きになるのに、お嫁さんに家事させて、自分は先にビール飲むようなたわけた了見では、今時の奧さんには早々に愛想尽かされて逃げられることになりますからね!」と、コトメ息子を親族の前で叱りとばしてやった。
ちなみに”お嫁さんに家事させて、自分は先にビール飲む”というのは、コトメ夫への皮肉。
トメは渋い顔をし、コトメには睨まれ、コトメ夫は黙り込み、夫は空気になった。
食事会は何とも言えない微妙な雰囲気が流れていたが、コトメ息子だけは素直に私の言うこと聞いて反省してくれたらしい。
その後はコトメ息子が台所で手伝いに参加して婚約者からはなれず、片付けも二人で仲良くやっていたのが微笑ましかったので、私が一人義実家に睨まれるのならそれでもいいやと思った。
その後結婚までこぎ着けたけれど、相変わらずコトメはムスコチャンに粘着し、うざがられてFOされたらしい。